フリーランスエンジニアは儲かるのか?

フリーランスエンジニアは儲かると巷で言われているが、実際のところどうなのか?現在フリーランスエンジニアとして働いている私が徹底解説します。

 

フリーランスエンジニアとは?

フリーランスエンジニアと聞いて皆さんはどう思うでしょうか?
場所にとらわれず自由な時間に働いていると思う人もいると思います。
しかし、ほとんどのフリーランスエンジニアはサラリーマンと同じ様に会社に行き働いています。その契約形態はどうなっているのか見て行きましょう。

契約形態

フリーランスエンジニアの契約形態は基本、業務委託です。業務委託というのはお客様(クライアント企業)と対等の関係で契約を交わして業務を遂行することです。

業務委託とは

業務委託契約には、大きく分けて2つの契約形態があります。準委任契約と請負契約です。基本フリーランスエンジニアが交わす契約は準委任契約です。未経験から始めるなら準委任契約の常駐案件が間違いなくいいです!やはり経験者に直接教えてもらったり、スキルの高い人が書いたソースコードを読むと一気にスキルが爆上がりします。独学でそこまで極めるのは何年もかかります。

準委任契約

準委任契約とは成果物の完成義務はありません。簡単に言ってしまえば派遣みたいなもので、基本会社に行けばお金がもらえます。これがいわゆる常駐ってやつです。
(例)【月に140〜180時間で60万円、180時間超えた場合、1時間につき5000円追加で支払い、140時間以下の場合は1時間につき5000円差引きます】
こんな感じの契約です。厳密に言えば違うのですが、派遣と違うところは時給ではないところくらいです。あとはほぼ一緒です。

請負契約

請負契約は成果物を完成させる義務が生じます。ノマドワーカーで働いているフリーランスエンジニアに多いです。簡単にいえば、クラウドワークスみたいなものです。完成させないとお金がもらえませんし、納品物に欠陥があった場合ももらえない可能性があります。さらに完成して納品してもお金がもらえない可能性が結構高いです。金払いのいい大手企業は非常にセキュリティ面に気を使います。ですので、ノマドワーカーのフリーランスエンジニアにはほぼ確実に仕事を依頼することはありません。中小零細企業だけです。中小零細企業は平気でお金払わないとかありますので(特に請負契約)気をつけましょう。未経験から請負契約はめちゃくちゃ厳しいです。よっぽど営業力があるかコネがある人は別として、請負契約があったとしても、条件がメチャメチャ悪い可能性が高いです。

フリーランスエンジニアは稼げるのか?

比較対象によりますが、比較的稼げると思います。35歳くらいまでは大手企業のサラリーマンの同等かそれ以上稼げます。ただ35歳以降は大手企業のサラリーマンの年収よりは低くなります。
図で説明するとこんな感じです↓↓

年収推移

フリーランスエンジニアの平均月収

経験年数 単価
経験1年 35〜50万
経験2年 45〜65万
経験3年 50〜75万
経験4年 60〜80万

くらいです。
ブレ幅があるのは、どのようなツールを使って開発したかによって非常に単価が変わってくるからです。
プログラミング言語ができればいいというわけではなく、フレームワークやソース管理のGit、Javaを使い何を作ったか、データベースは何を使ったか、ツールは何を使ったのかが重要になってきます。Javaの現場で開発すると大体このくらいの物は使います。↓↓
【エディターはeclipce、フレームワークはStruts、ソース管理はGitHub、JSPを使い画面を作成、サーバーはLinax、データベースはmySQL】
↑の経験があれば経験1年で50万は余裕でいけると思います。その流れで開発を続けてたら経験2年で65万、3年で75万くらいにはなります。

ですので、一番最初に入る現場はとても重要です。

サラリーマンとの比較

年棒720のフリーランスエンジニアと年収600万円のサラリーマンは会社が払っているお金としては一緒くらいです。社会保険は会社が半分払ってくれてます。例えば、年収600万円のサラリーマンだと847,500円を会社が払い、社会保険料として847,500円が給料から引かれています。また、フリーランスエンジニアは交通費も自腹ですし、退職金等もありません。その為、会社が年収600万円のサラリーマンに支払っている本当のの総額は、【給料600万円+社会保険料負担分847,500+交通費+積立退職金+その他福利厚生】です。サラリーマンは見えないお金が非常にあるのです。また、企業は簡単に従業員を解雇できないようになっているので、サラリーマンの安定性は非常に高いです。

フリーランスエンジニアのデメリット

サラリーマンは50歳以降も徐々に右肩上がりに給料は上がっていきますが、フリーランスエンジニアは、50歳以降単価が徐々に下がっていく傾向があります。また、厚生年金ではなく国民年金なので、貰える年金が会社勤めの人の約半分くらいになります。

フリーランスエンジニアのメリット

手取りがサラリーマンと比べて圧倒的に手取りが高いという点と給料(単価)の伸びが速いという点がフリーランスエンジニアの最大のメリットです。エンジニアは1年目は給料が他業種と比べ低いのですが、3年経験すれば月70万くらいは余裕で稼げます。一生涯仕事に困ることはありません。手取りが高いという点については、フリーランスエンジニアは確定申告を自分自身でできるので、税金をコントロールすることができます。飲み代等を接待費として計上し、経費として申告することができます。やりようはいくらでもあります。ただ、国民保険(月額5,071)、国民年金は(月額16,410円)はどんなに頑張っても払わないといけません。

年収ごとの国民保険料

国民年金の保険料(年金機構)

さらに、上司から怒られることは皆無になりますので、とっっってもストレスフリーになります!クライアントと対等な立場で契約するのでお互い敬語ですし、上下関係が全くありません。しかも、月の最低労働時間が140時間だった場合、140時間さえ働けばいいのでいつでも休めますし、遅刻や早退も自由です。また、暇な時間が結構多いので基本みんなネットサーフィンしてます。セキュリティの厳しいクライアントだと携帯は持込ませんが、持ち込めるところは空いている時間にスマホでゲームやってたりもします。ただ、相手はお客様なので、そこら辺は上手にやりましょう。ですが、比較的自由です。

単価を上げるためには

サーバー言語とDB言語を学ぼう!

色々プログラミング言語があって何を学べばいいか分からない方がいると思います。特にこだわりが無ければまずはJavaをやりましょう。Javaはサーバー上で動きます。Rubyが単価高いよとか、PHPが比較的学びやすいとか、Javaは古いとか言ってる人もいますが、圧倒的に案件の数が違います。Javaは大規模開発によく使われる言語なので、Javaの案件は大手企業がクライアントという事が多いです。大規模開発だと開発のペースが非常にゆっくりで楽ですし、じっくりと学べます。また、Javaの需要は全国各地にあるのでどこへ行っても仕事はあります。Javaができれば他のプログラミング言語も習得しやすいです。さらにJavaは環境設定が非常に面倒な為、独学でやりましたという素人が入ってこないので参入障壁が高い言語です。Javaに加えてDB言語のSQLやOracleを身につければ一生仕事に困ることは無くなるでしょう。今からプログラミング勉強始めますって方は最低でもサーバーで動く言語から始めましょう。HTMLやJavascriptやったところでお金になりません。

エンドユーザーに近い会社と契約しよう

エンドユーザーとは開発したシステムを最終的に使う会社です。そのエンドユーザーに近い会社で働けば単価は高くなります。大体のエンドユーザーは1人月あたり150万ほど払っています。
例えばこんな感じになります↓↓

SONY 150万 → SONY子会社 100万 → 大手SI 80万 → 下請け企業 → 60万 → 孫請け企業 50万 → フリーランスエンジニア手取り50万円

フリーランスエンジニアはSONYやSONY子会社と契約することは基本的にできませんが、大手SI会社とは頑張れば契約できます。初めのうちは下請け企業や孫請け企業としか契約できませんので、実力と人脈を作って大手SIとの契約を目指しましょう。

どうやったらフリーランスエンジニアになれるのか?

本当に悪いことは言いません。プログラミングスクールに通いましょう!勉強方法から仕事獲得のサポートまで代わりにやってもらえます。プログラミングスクールに通わないなら、まずはプログラミング言語を習得しましょう。

仕事の見つけ方

フライテック等のサイトで案件の応募をしましょう。すると、営業から電話かメールが来るのであとは営業に任せれば全てやってくれます。しかし、フライテック等のフリーランス求人サイトでは未経験者は相手にしてくれない事が多いです。ですので、プログラミングスクールに行って全て任せちゃった方が絶対いいです。

困ったらFLY-WEST

FLY-WESTプログラミングスクールでは45日間で7万円で未経験からフリーランスエンジニアへ導きます。スクールに通いたくないけどフリーランスになりたいって方もFLY-WESTにご相談下さい。

まとめ

フリーランスエンジニアがいいかサラリーマンがいいかは人それぞれだと思いますが、会社の上司や先輩を見て600万円稼げてなかったら間違いなくフリーランスエンジニアの方がいいです。その為に、まずはプログラミングスクールに通いJavaを学びましょう。

所感

トヨタの社長が「今後終身雇用は難しい」と発言したように終身雇用は終わりを迎えています。年金も保険も年々高くなっていき、給料の18%が社会保険料として給料から天引きされるところまできました。政府(日銀)は年間6兆円ものお金を株(ETF)につぎ込むようになり、今の若い世代の年金を払えるかわかりません。今こそ自分自身の市場価値を高める必要があると思います。




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